Heaven Tanudiredja
ヘブン・タヌディレージャ。ベルギー・アントワープで誕生したファッションブランド。現在はデザイナーの故郷であるインドネシア・バリ島を拠点に活動中。すべてのアイテムを手作業で丁寧に仕立てることで、ラグジュアリーかつ唯一無二の洋服を展開。クリエイションへの強いこだわりから、コレクション発表は不定期に行い、本当に価値ある作品だけを届け続けている。
デザイナーであるHeavenは、アントワープのロイヤル・アカデミー・オブ・ファインアーツでウィメンズウェアを学び、ジョン・ガリアーノのアトリエで研修を行い、その後クリスチャン・ディオール オートクチュールやドリス・ヴァン・ノッテンのスタジオで経験を積んだ後、2007年に自身の名を冠したブランドを立ち上げる。
巨大なジェル状の何かを踏んでしまったようなフットウェア
本来、体全体を支えるため頑丈であるべきはずのアウトソールを、あえて流動的で柔らかそうな形状にしてしまったところが遊び心をくすぐるデザイン。外側につけたラバーパーツがデザインにアクセントを加えている。
アッパーはボリュームのある靴底とは対照的に華奢な仕上がりとなっている。
シャープなシェイプと、土踏まずに作ったくびれ、つま先からかかとにかけて緩やかな傾斜をつけることで既存のスニーカーにはない上品でスラっとしたスタイルを印象づける。
アッパーはソックスをイメージしたニットシューアッパー。その上に、花をモチーフにした装飾をインドネシア・バリで職人が一つ一つ手作業で刺繍した高級感のあるものに仕上げた。
ヒールの高さはおよそ7cm。
厚底でありながらも、靴底全体で体を支え、適度なクッション性を持たせることで、歩き疲れにくいように設計されている。
鎖パーツ: 真鍮メッキ(メッキは剥がれることがあります)