2023-24 a/w
履くジュエリー
宝石を思わせる透明な球体で作られた厚底のクリアソールは、履いている人や見る人の意識を足元に向けさせる。
それぞれの球体は足の動きに合わせて柔らかく動くように設計されており、独特な歩き心地とグリップ感がある。また、履いた時に最適なクッション性を感じられるように素材の柔軟性をコントロールすることで、手で触った時には感じられないような、フワフワと浮いているような感覚を演出する。
アッパーには小さなコブが複数レイアウトされており、センターにモヒカンのようなヘアリーなコブがある。リブにもヘアリーなニットが使われている。また足の甲には大きくハスキーのパターンが施されている。
ヒール部分の高さはどのサイズも約5cm。ボリュームがありながらも透明にすることで見た目の重さを軽減させている。
BERNHARD WILLHELM
南ドイツ・ウルム生まれ。1998年ベルギーのアントワープ王立芸術アカデミーのファッション科に首席で卒業。在学中に Alexander McQueenやVivienne Westwood、Walter Van Beirendonckら多くのデザイナーの下で経験を重ね、卒業後すぐにブランドを設立。1999年パリのファッションウィークでデビュー。