履くジュエリー
宝石を思わせる透明な球体で作られた厚底のクリアソールは、履いている人や見る人の意識を足元に向けさせる。
それぞれの球体は足の動きに合わせて柔らかく動くように設計されており、独特な歩き心地とグリップ感がある。また、履いた時に最適なクッション性を感じられるように素材の柔軟性をコントロールすることで、手で触った時には感じられないような、フワフワと浮いているような感覚を演出する。
アッパーは羊毛フェルトを利用したサイドゴア。両サイドにゴムを使った生地を使うことによって、靴紐やバックル等を使わないミニマルなデザインでありながら着脱しやすい靴となっている。アウトソールの表面は、クロームメッキになっており、履いているうちに傷がつくことで、表面が削れて、中の色が現れるようなデザインとなっている。
ヒール部分の高さはどのサイズも約5cm。ボリュームがありながらも透明にすることで見た目の重さを軽減させている。