Heaven Tanudireja
ヘブン・タヌディレージャ。インドネシア出身のファッションデザイナー。ベルギーのアントワープを拠点に約20年活動した後、インドネシアのバリ島を拠点に活動する。
スカルプチャーピースで知られ、2012年にはピエール・ベルジェ&アソシエイツのための一点物のスカルプチャーピースがオークションで落札された。元々、アントワープ王立芸術アカデミーで、ファッションデザインを学んでおり、2018a/w東京ファッションウィークにおいて、ウィメンズウェアのコレクションを発表している。
履くジュエリー
宝石を思わせる透明な球体で作られた厚底のクリアソールは、履いている人や見る人の意識を足元に向けさせる。
それぞれの球体は足の動きに合わせて柔らかく動くように設計されており、独特な歩き心地とグリップ感がある。また、履いた時に最適なクッション性を感じられるように素材の柔軟性をコントロールすることで、手で触った時には感じられないような、フワフワと浮いているような感覚を演出する。
アッパーはシューレースを使わないニットアッパーで、足元が透けるシースルーのボーダー柄になっている。
ヒール部分の高さはどのサイズも約5cm。ボリュームがありながらも透明にすることで見た目の重さを軽減させている。