2023-24 a/w FAROE COLLECTION
巨大なジェル状の何かを踏んでしまったようなフットウェア
本来、体全体を支えるため頑丈であるべきはずのアウトソールを、あえて流動的で柔らかそうな形状にしてしまったところが遊び心をくすぐるデザイン。外側につけたラバーパーツがデザインにアクセントを加えている。
アッパーはボリュームのある靴底とは対照的に華奢な仕上がりとなっている。
シャープなシェイプと、土踏まずに作ったくびれ、つま先からかかとにかけて緩やかな傾斜をつけることで既存のスニーカーにはない上品でスラっとしたスタイルを印象づける。
アウトソールの表面は、フロッキー加工になっており、履いているうちに傷がつくことで、表面が削れて、中の色が現れるようなデザインとなっている。
アッパーはレースソックスをイメージしたニットシューアッパー。涼しげな印象ながらもロングブーツのような印象を作ることができる。日本製の手編みのニットのレッグカバーがアタッチメントとしてついていて、スナップボタンとマグネットを使って着脱可能な可能な仕様となっている。
ヒールの高さはおよそ7cm。
厚底でありながらも、靴底全体で体を支え、適度なクッション性を持たせることで、歩き疲れにくいように設計されている。